今日は地下鉄藤が丘駅近くにあるダコテ(La BOULANGERIE d’a Cote )というパン屋に行ってきました。
ダコテは2018年にオープンした比較的新しいお店、名東区はパン屋の激戦区ですがパン好きとしてはうれしい限り、どんどん進出して下さいという感じ。
気になるパンをいくつか購入してきたので、食べ比べしていきます。
Contents
ダコテとは?
ダコテはメゾンカイザーで修行された方が出したお店だそうです。
フランス人はお気に入りのパン屋を見つけて毎朝通うそうですが、そんなフランスの日常を藤ヶ丘にも作りたい、という思いで作られたお店なんだとか。
お店の看板商品はクロワッサンで、ダコテに来たら食べるべき一品だそうです。
ダコテの場所、行き方
ダコテは地下鉄東山線藤が丘駅が最寄り駅で、藤が丘駅から歩いて5分ほど。
藤ヶ丘駅西の交差点をそのまま西の方へ300mほど歩いて行くと、右手にあります。
メイン通りに面していて、青を基調にしたお店で外観に特徴があるので迷うことはないと思います。
店内の雰囲気
お店は意外と奥行きがあって広そうでした。
お店に入ってすぐが販売スペースで、奥にイートインコーナーがあります。パンの種類はちょっと少ないかな、という印象でした。
いくつか試食も出ていたので、気になるパンを試して選ぶことができます。こういうのはうれしいサービスですね。
私が行ったのは10時ちょっと前でしたが、多くのお客さんで賑わっていました。
土曜日ということもあり、お店の奥にあるイートインコーナーも家族連れなどで賑わっていました。
購入したパン
今日購入したパンは5個です。
それぞれパンに適した袋に入れてくれるのはうれしいですね~。
全部並べてみたら、なんか地味・・・、そして並べ方のセンスのなさ・・・(汗)
さっそく1つずつ詳しくレポしていきます。
クロワッサン
こちらのお店のスペシャリテがクロワッサン、もちろんこれははずせないということで購入しました。価格は240円。
フランスのAOP認定のバターのひとつであるパムプリーを使用しているそうで、さらに小麦もフランス産というこだわりっぷり。
近くで香りを嗅いでみても、そこまで強いバターの香りはしません。
断面はこんな感じ。
お~、何だかよく食べているクロワッサンと違った不思議な断面をしています。層がすごい複雑です。
ふつうに生地を折り込んでいるのではないのかな、と確認してみたら、やはり従来とは異なる折込み方法なんだそうです。
色は全体的にちょっと黄みがかったとうか、茶色っぽい色をしています。これは使用している小麦の色なのなのかな?
一口食べてみるとバターの香りが口の中に広がりますが、やっぱりそこまでバターの香りは強くありません。ほんのり香る程度。
それよりも小麦の味が強くて、小麦本来の味を味わえるという感じです。
いつも食べているクロワッサンとはちょっと違う、あまり今まで食べたことのないタイプだな~と思いましたが、これはこれでおいしいです。
歯ごたえの方は表面はサクサクで、中はしっとりのタイプ。そこまで中の生地がもっちりしている訳ではなく、とても歯切れがよくて食べやすかったです。
お店によってクロワッサンの表面の生地って、しっとりとサクサクに分かれると思いますが、こちらのお店は真ん中ぐらいかな~?サクサクよりではありますが、私が好むザックザクなほどではありません。
同じく藤が丘にあるブランジェリーパンジェンヌさんのクロワッサンを購入した時は、紙の袋にバターがこれでもかってぐらいに染み出していたけど、ダコテさんのクロワッサンは袋に染み出すほどではなかったので、使用されているバターはそこまで多くないのかな、と思います。
パンオノワ
メゾンカイザーのパンオノワがとてもおいしくて好きなので、メゾンカイザーで修行された方のお店なら、期待できるだろうと思って購入しました。
価格は260円です。
メゾンカイザーのパンオノワは袋の中からすごいい香りがしていたけど、こちらは香りはほとんどありません。
断面はこんな感じ。
ちょっとくるみの量がさみしいかな?
味は無難なおいしさでしたが、正直メゾンカイザーのパンオノワを食べた時ほどの感動はありませんでした。何だろ、全体的に香りが弱いというか。ちょっと香りが少なくて味に物足りなさを感じます。
トーストした方がおいしいだろうなと思ってトーストしてみたら、やっぱりおいしさ倍増。
食感もサクっとしていながら口どけがよく、何より香ばしさが加わってとてもおいしくなりました。何もつけなくても、小麦本来の味とくるみの香ばしさでそのままおいしく頂けます。
パンペルデュ
甘い系のパンが食べたくて購入したこのパン、いわゆるフレンチトーストのことです。価格は200円。
土台に使用されているパンはくるみとレーズンがあり、私がくるみを選びました。
持ってみると、ずっしりとした重みがあり、卵液をしっかり染み込んでいるなと期待が高まります。
切ってみるとこんな感じ。
切ってみると、あまり中まで卵液が染み込んでいるような感じはしないですね。
実際に食べてみると、やっぱり中の方まで卵液は染み込んではおらず、しっとりした食感は表面だけでした。
想像していたフレンチトーストほどの甘さはありません。ほんのり甘いくるみのパンという感じかな。
甘さ控えめで食べやすいと言えば食べやすいですけど、もっとガツンとした甘さのあるふれンチトーストが好きな人には物足りないかも。
プチバゲット
ハード系も極めていきたいので購入しました。価格は160円です。
断面はこんな感じ。
一般的なバゲットに比べると、気泡が少なめ??
ハード系には詳しくないので、気泡が多いのがいいとか悪いとかわからないので、この断面から評価することはできず・・・(汗)
味は・・・そうだなぁ、やっぱりそのまま食べると素朴な味すぎて何とも言えないです。
そして当たり前だけど、そのままだと固いですよね。
ここ最近はバゲットも食べるようにしていますが、今まで食べてきたバゲットに比べると、生地のもっちり感は少なめ、そして小麦の風味も少なめに感じました。ちょっと味が素朴すぎるかな?
ということでチーズを乗せてトースターで焼いてみました。
チーズを乗せたので、当然だけど味はおいしくなるし、そして固かった食感もやわらかくなり、周りの表面の部分もさっくりして食べやすくなりました。
でもチーズを乗せずに、まずはそのまま焼いてバターで食べてみるべきだったかな?もしくはオリーブオイルをつけるとかして、パン本来の味を感じるべきでしたね。
バゲットで言うと、ベーカリーレストラン沢村のバゲットを食べた時にすごくおいしくて感動したんですけど、あそこまでの感動はなかったです。
バゲットひとつとっても、お店によって味も食感も全然違うんですね。やっぱりもっといろいろ食べて、極めていかないと!
ズニックアラバナーヌ
店内で試食が出ていたので食べてみたらおいしかったので購入しました。価格は320円と今日購入したパンの中で最も高額。
実はバナナがあまり好きではなく、バナナが入ったお菓子やパンなどは一切食べません。そんなバナナが苦手な私でも一口食べたらおいしいと感じ、購入までに至らせたこのパン、すごいです(笑)
店内で試食した時は甘さがガツンときて、ほんのりバナナの風味がある程度だったんですが、家に帰って改めて食べてみると、かなり洋酒がきいていて、食べる部分によっては洋酒の味が強めに出ていました。
これ、子供は無理かも。車運転する前も危ないかもって思うぐらいに洋酒がきいています。
商品説明によるとお酒はラム酒で、具材はバナナの他にヘーゼルナッツとホワイトチョコも入っています。洋酒とこの3種類の具材が絶妙なハーモニーでとてもおいしいです。
ちなみに生地は全粒粉とライ麦を使用したダコテさんのスペシャリテのズニック生地だそうです。
320円と高額だけど、1つが大きいのでこの価格は納得です。
ダコテはイートインも可能
ダコテは店の奥にイートインコーナーがあり、購入したパンを食べていくことができます。
ドリンクはセルフ式のドリンクバーで、価格は350円なのでお得ですよね。
イートインスペースは店内の奥にあって、販売スペースからはほとんど見えないような作りになっていました。
チラっと奥を覗いてみましたが、ベーカリーに設置されているイートインスペースとは思えないようなラグジュアリーな作りになっていて、とても落ち着いた空間でした。
今日は土曜日なので、小さいお子様を連れた家族連れなどもいてちょっとにぎやかな雰囲気でしたが、平日だったら静かでのんびりした時間を過ごせそうです。
焼けたパンのいい香りに包まれ、心地よい音楽が流れた店内で読書するのは最高の贅沢かも。
今日は4つしか購入しませんでしたが、まだまだ気になるパンもあったので、次回は人が少なそうな平日を狙ってイートインコーナーも利用してみたいです。
ごちそうさまでした。
店舗詳細情報
店 名:La BOULANGERIE d’a Cote(ダコテ)
住 所:名古屋市名東区藤が丘49アンフィニビル1F
電話番号:052-799-7661
営業時間:7:00~19:00
定 休日:月曜日
駐 車 場:1000円以上購入で隣の名鉄協商パーキング30分無料
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